無料ブログはココログ

朝の風景

  • 稲刈り2012
    みゆが子ども園に通っていた頃の,登園路の朝の風景。 田んぼの間の道を通って,四季のうつろいが感じられました。

事務所周辺の風景

  • お花屋さん?
    事務所の周辺,元町あたりの風景。

2013.07.13箱館山ゆり園

  • ゴンドラ(下り)
    高島市の箱館山にあるゆり園に行きました。 麓からゴンドラに乗って山頂に。斜面の傾斜が急で結構怖いです。 ゆり園は,一面のゆりの花とキッズランドのコラボ。 ものすごい数のゆりに感動する大人とキッズランドを楽しむ子ども。なかなかよくできたバランスですね。 結構楽しめました。 山の上はやはり涼しいですし,避暑にはよいですね。

2012.12.02坂本ケーブル

  • 延暦寺駅から浜大津方面を望む
    「坂本ケーブルに乗って紅葉を見る」というテーマで,さわりん(妻)とみゆ(6歳)と3人で出かけました。 大津市の坂本から比叡山を登る「坂本ケーブル」。さわりんも私も初めて乗りました。日本で最長のケーブルカーだそうです。 元々は比叡山の紅葉を見ようということだったんですが,遅くなってしまって,比叡山は紅葉ではなく少し雪がついていました。 麓の日吉大社で紅葉も見られて,満足。

2012.11.10陽なた村フェスタ

  • 桂 紅雀
    石田町の陽なた村の秋のフェスタ。東洋ビルホームさんからご案内があり,今年もお邪魔しました。

2012.08.26総合防災訓練

  • ヘリコプター3
    守山市の総合防災訓練が,小津小学校で行われた。 小津学区の自治会が避難訓練に参加して,小津小学校に集合。 うちの家族は,私が自治会の消防隊員にあたっていたり,中学生に参加要請があったりで,一家5人が参加することになった。 ところが,全員寝坊で,自治会の避難場所への集合時刻に遅刻。あたたた。 小津小学校への移動には間に合ったので,一緒に歩き。遠足のようでちょっと楽しい。 小津小には,消防車やら,災害時の作業車やらが集結。ヘリコプターも出動して,壮観だった。

2012.07.27熱気球

  • 気球を見上げる
    結婚8年は「ゴム婚式」というそうでして,さわりん(妻)が,その記念に気球に乗りたいと言って,なにやらいろいろ調べていましたが,意外に近場,草津市の烏丸半島で乗れることを発見したらしいです。 http://www.kanko-kusatsu.com/event/1319 期間限定で,早朝から。今年は今日が開始の日です。 結婚記念日には未だ早いですが,この機会を逃すまじということで,朝5時から家族5人で出掛けました。 会場には5時15分ごろ到着して,2人目の受付。いい感じです。 開始の6時まで,並びながら気球が準備されるのを見て,始まるとすぐに呼ばれて青い気球に乗せてもらいました。 上に上っている時間は短いもので,上って降りてくるだけですのでちょっとあっけない。 しかし,間近に気球が見れたことは,面白い体験でした。 今日はその後,みゆ(5歳)はこども園,私は仕事。朝活ですな。

2012.04.28都をどり

  • 緑が美しい
    京都の祇園,甲部歌舞練場に,都をどりを観に行きました。 最初で,たぶん最後ですね。 恥ずかしながら,上演中は少々居眠りをしてしまいました。 芸妓さん(?舞妓さん?)の発表会という感じでしょうか。絵とか書とかのお稽古事の作品なんかも展示してあって,そういう初々しさを楽しむ会ということなのかなと思いました。 例えて言うと,伝統芸版のAKB48ですね。順序は逆ですけれども。 着物のご婦人を何人も伴った,いかにも“大物”風の方も拝見し,ここならではの雰囲気を楽しませていただきました。

2012.04.01グルメサーカス

  • うさぎ
    竜王のドラゴンハットであった,「グルメサーカス」に出かけました。 全国のご当地グルメの屋台が出店して,この日は「横浜銀蝿」のライブがあるということでしたが,私もさわりんもそれには特に興味なし。ちょっとお出かけという感じです。 ドラゴンハットは,器としてはいいですね。雨が降っても大丈夫ですし,この日はちょっと寒かったですが,風除けもあって体感温度も大分違うと思いますし。 「グルメサーカス」自体はどういうコンセプトなのかよくわかりませんでしたが,みゆ(5歳)は陶芸体験を楽しんでいたようです。

2012.01.02初詣

  • 帰るぞー!
    みゆ(5歳)となお(4歳)(姪)を連れて,さわりん(妻)と小津神社まで初詣。 寒い中,2キロほどの距離を歩いててくてくと。 少し雨がぱらつく中,小津神社に到着してお参り。 パンを食べてエネルギーを補給して。歩いて帰るぞ。オー! しかし,帰り道の途中で雨が多くなってきて,おばあちゃん(さわりんの母)の車に回収されてしまいました。 小さい遠足。

2011.12.23もりやまいち

  • 富士宮焼きそば
    「もりやまいち」「100円商店街」がありました。 もえ(14歳)ひな(14歳)の学校でも屋台を出していて,もえ,ひなも午後の店番をすることになっていたので,見物に行きました。 霙が降る天気で,コンディションは良くない。あまり長居はできませんでした。 もえ,ひなは,夕方に帰ってきて,「疲れたー。」 おつかれさまでした。

2011.12.07大津港

  • アーカスと琵琶湖ホテル
    大津司調会館(司法書士会と土地家屋調査士会が一つの建物に入っている)で会議があり,始まるまでに少し待ち時間ができてしまったので,近くの大津港まで散歩しました。

2011.11.20支部旅行

  • 清洲城から伊吹山方面
    滋賀県司法書士会草津支部の日帰りバス旅行で,名古屋まで行きました。 さわりん(妻)とみゆ(5歳)はお出かけ中,もえ(14歳)とひな(14歳)は,期末試験前でさわりんから自粛命令が出て,うちの家族は私一人でした。 こうきくんとみくちゃんの2歳の子どもちゃん2人が参加したので,私は子どもちゃんたちを構って楽しんでいました。みくちゃんに「おにいさん」とか呼ばれて,これはちょっと気恥ずかしかった。 リニア・鉄道館 → 南極観測船ふじ → 清洲城 というルートです。 リニア・鉄道館は,マニアには堪らないんだろうけど,私はどう楽しんだらいいの?という感じ。しかし,鉄道史は文化史でもあるので,こういう記録を遺していくことは必要なんだろうと思います。 南極観測船ふじでは,ガイドさんに案内をしてもらっていろいろ教わりました。 不覚だったのは,ドラマの「南極大陸」に出てくる船だと思ってしまっていたこと。あれは,宗谷でした。 ちなみに,宗谷は“耐氷船”で,その後のふじは“砕氷船”だそうです。ふじは,氷に対して,前進後退を繰り返して,氷を砕いて進むということで,その前進後退の回数は,1回の航海で平均1800回に及んだそうです。 清洲城は,平成の時代に作られた天主閣(なぜか“主”なんです)ということで,大河ドラマの歴代の衣装が展示されたりしていました。 私としては,「清洲」という場所が分ったということで勉強になりました。

2011.11.6知恩院

  • 三条大橋
    京都に行く用事があり,知恩院に寄ってみました。 さわりん(妻)は,知恩院の七不思議みたいなのを調べて行きましたが,工事中のところが多くよくは見られなかったようです。

2011.09.10-11白浜

  • かき氷
    おねーね(さわりん(妻)の妹)一家との旅行です。 私のところが,私,さわりん,もえ(14歳),ひな(14歳),みゆ(4歳)の5人,おねーねのところが4人,合計9人の大人数です。 台風12号で,この白浜のあたりも相当な雨風があったと思います。行き帰りにも何台か自衛隊の災害派遣車両に出会いました。 両日とも晴天で,暑かったですね。天気のせいもあると思いますが,白浜は,南国ムードという感じで,リゾートだなーと思いました。

2011.08.21近江八幡てんびん祭り

  • THINKステージ
    ひな(14歳)が通うダンススタジオのステージがあるというので,さわりん(妻),みゆ(4歳)と観に行きました。 近江八幡の市役所の前の通りを歩行者天国にして,なかなかの賑わい。 守山の夏祭りよりエリアが広いのか,比較的混雑は少なく,過ごしやすい感じでした。

2011.06.26震災復興支援イベント

  • ゆるキャラ
    大阪,ツイン21で,近畿司法書士会連合会主催による,東日本大震災の復興を支援するイベントがありました。 私は,まあひやかしに立ち寄ったという程度でして,さわりん(妻)とみゆ(4歳)と三人で1時間ほど会場をうろうろしました。 復興の支援に貢献したといえば,福島のお酒を一つ買ったぐらいですが,賑やかしということで。 企画・運営されたみなさま,おつかれさまでした。

2011.0612小谷城址

  • ステージ前に哀愁漂う人影
    滋賀県人ですので,今年,やはりここは行っておかねばと思っておりました。 梅雨の晴れ間ともえ(14歳)ひな(14歳)の部活の合間を縫って,1000円高速で向かいました。 下調べほとんどなし。とりあえず行ってみようといういい加減な見物。 下から本丸跡まで,歩いて小1時間ということで,ちょっとした山登りですね。 本丸からさらに大嶽山の頂上まで続きますが,本丸跡までで目標達成ということで下山しました。 下山して,博覧会場で休憩して,何とはなしに,「歴ドラ隊」のステージを観てしまいました。 女の人ばかりの,宝塚風。藤丸君(男役),すっかり役にはまっている感じ。 「プリキュアショーの勝ちやね。」とさわりん評。 それなりに楽しめました。

2011.05.28讃岐

  • 加美代飴 開けると
    「高松で讃岐うどんが食べてみたい」と,さわりん(妻)がここ何年か言っておりました。 この週末,ふいに「行ってみようか」ということになり,家族で日帰りドライブに出掛けました。 目的は,讃岐うどんのハシゴをすることと,こんぴらさんで五人百姓の飴を買うこと。 明石海峡大橋→鳴門大橋→わら家(屋島)で「たらいうどん」食→こんぴらさん→セルフうどん(玉吉)で「温玉ぶっかけ」と「醤油うどん」食→帰途 四国高松まで日帰り。今時の高速道路はすごいですね。

2011.01.30なばなの里

  • おまけ
    三重県長島のなばなの里に行きました。 ウインターイルミネーションというのがされていて,去年のうちに前売り券を買ったものの,なかなか行く機会がなかったのでした。 新名神高速というのができて,守山から長島のあたりは本当に近くなりました。 なばなの里のイルミネーション,なかなか美しいものでした。 でも,寒かったー。

2010.11.25-28北海道

  • B個室上部寝台
    旅のテーマは「トワイライトエクスプレスに泊る」です。 ゴージャスでしょう? さわりん(妻)が,寝台車に乗りたい,トワイライトエクスプレスに乗りたい,と言って,格安のツアーを探してきたので,みゆ(4歳)と同行しました。 伊丹空港→新千歳空港→小樽(泊)→旭山動物園→札幌(泊)→トワイライトエクスプレス(泊)→京都 という行程でした。 みゆを連れての初めての3人旅。ぐずったりしないか少し不安がありましたが,楽しく旅を満喫しました。 今頃のシーズンの北海道は,ちょっと中途半端な,オフシーズンという感じ。トワイライトエクスプレスも少し空席がありました。おかげで快適でした。

2010.10.30-31和歌山

  • 和歌山城から
    10月30,31日にJR和歌山駅前でADRの研修会があり,ついでに家族で車に乗っての一泊旅行にしました。 10月30日朝は,台風14号が紀伊半島の沖合を通過中。台風による天候の悪化を心配しながら出掛けましたが,なぜか30日は雨も降らず比較的穏やかな天気でした。台風が通過した後の31日のほうが雨降りで,妙なものでした。

2010.09.25-26天橋立・伊根

  • 股覗き(ビューランド)
    さわりん(妻)とみゆ(3歳),それからおねーねー(さわりんの妹)一家と旅行に行きました。 「舟屋に泊る」がテーマでした。舟屋というのは,舟の倉庫のようなものですが,これは京都府の伊根町独特のものです。 伊根町の行きと帰りに天橋立に寄って観光しました。さすがにいい景色ですね。

2011.08.23伏見桃山城

  • 五七の桐
    伏見簡易裁判所に行って,その後の予定の関係で空き時間ができたので,近くの伏見桃山城址に行ってみました。 大河ドラマ「江」を観て触発されて観に行ったのですが,少々うらぶれた感じでしたね。残念ながら。 その昔(といっても昭和の話です)には桃山キャッスルランドといいう遊園地があって,私も小さい頃に来たはずです(写真がありました)。今は無くなってしまって。 さびしいね。

2010.09.23和歌山

  • ようこそ和歌山へ
    和歌山県司法書士会館で,近畿司法書士会連合会ADR運営委員会主催のトレーニング(研修会)を行いました。その時の写真。

« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »

2011年1月

2011年1月31日 (月)

ADRのニッチ

1月29日,大津の滋賀ビルで,棚瀬孝雄さん(中央大学法科大学院教授・弁護士)による,「ADRの現状と課題」というテーマでの講演会がありました。主催は,滋賀県司法書士会と近畿司法書士会連合会と滋賀県調停センター和(なごみ)の三者です。

非常に面白いお話でした。私にとっては専門領域の話で,棚瀬先生の見識の深さに随分感心しました。

ADRのことをよく知らないという人にはちょっと理解しにくい内容だったかもしれません。棚瀬先生,何気なしにネガティブなことをおっしゃるので,ちょっとハラハラしました。

棚瀬先生のお話,私にとって印象的だったキーワードを挙げると,「共同養育計画」,「ニッチ」,「苦情処理」,「対面性」といったところです。

・「共同保育計画」というのは,本題とは直接関係がないのですが,棚瀬先生が今取り組んでいることで,離婚時の単独親権制度の見直しに関することです。

棚瀬先生は,弁護士の実務の中で,子どもの養育のことを取り扱っておられますが,日本では,親と子どもが生き別れになってしまうことをとても悲しいと感じておられて,欧米並みに離婚時の単独親権の見直しをすることを政府に提言しておられるそうです。

棚瀬先生の案では,離婚前に予め「共同養育計画」を作るということです。そこでは話し合いが必要になってきますから,一定のスタンダードな教育を受けた人間がこれをサポートするという仕組みを作ります。

棚瀬先生は,その担い手は弁護士でなくてもよいのではないかと考えていて,むしろ心理学や子どもに関わる実務の経験が重要で,そういう教育を受けた人が適切だと考えているということです。

棚瀬先生の弁に拠れば,「これまでの発想を超えたところに社会のニーズがある。」ということです。

これは何ともダイナミックなお話で,また,ADRとも通底するものです。ああそういう発想があるんだ,と驚きました。

・「ニッチ」というのは,すき間ということですが,社会的なニーズというのは,既存のもののすき間にあります。ADRのニッチは,自主的解決と裁判の間にあるすき間であるが,現状では,当事者間での解決がつかなければすぐ裁判になるという状況で,ADRのニッチが狭められている,ということです。このすき間に,利用者にとってのメリットを見つけ,すき間を広げていくことが大事だと思いました。(それは当たり前といえばそうなのですが,何か目標が明確になった気がしました。)

・日本の認証ADR機関は,事件数が少ないというのが大きな悩みですが,「苦情処理」機関については,現状でもそれなりに事件があるそうです。私自身は,そういう苦情処理型のADRというのは,少し別物という見方をもっていましたので,そういうものにもう少し目を向けてみようという気になりました。

・棚瀬先生のお話の全体を通じて,棚瀬先生は,70年代のアメリカを発祥とする,対話促進志向のADRの理念に,「違う価値観同士が互いに尊重し,ルールを形成していくことへの魅力」を感じておられることが伝わってきました。

「紛争は病理ではない。正常な社会過程だ。コミュニケーションが回復すれば紛争は解決する。」

それは,ミディエーションの理念ですが,棚瀬先生ご自身の信念であるとも感じました。

コミュニケーションの回復のために,「対面性」は重要だと棚瀬先生はおっしゃいました。日本の裁判所の調停では当事者は別席でお互い同士顔を合わせることがあまりありませんが,同席で話し合うことが大事だということです。

日本社会は匿名性が強いけれども,そういうものを,ミクロなところからでも打破していけばよいのではないかと言っておられました。心強いですね。

・現状の日本で,ADRのニッチがよく現れているのは,「福祉型ADR」ではないかとのことでした。医療メディエーションや被害者加害者調停などですね。そこは目に見えて裁判の手が届いていないところだということです。なるほど,棚瀬先生はよく見ていらっしゃいます。

なかなか拙文では伝わらないかもしれませんが,棚瀬先生のお話,私はいろいろと刺激を受けました。

2011年1月28日 (金)

伊吹山

長浜でお葬式があり,車に乗って出掛けました。

栗東ICから名神高速に乗って,彦根を過ぎたあたりかな。カーブを曲がったら,目の前に伊吹山が見えました。雪の伊吹山。どっしりとして,迫力があります。

おー!と感嘆しました。

さすがに運転中でしたので,写真は撮れませんでした。長浜からの帰りに撮ったのがこの写真。いつも思いますが,実際に見た時の迫力にはほど遠いですね。

Photo

雪の長浜,道路は除雪されていましたが,歩道には雪の壁ができているところもありました。

伊吹山も,山々も,雪が被って美しい景色でした。

今年は,大河ドラマ「江」の関係で長浜にはたくさんの人が訪れることと思います。でもこの美しい風景は,期間限定ですね。長靴は必需品ですが。

お葬式,亡くなられたのは知り合いのお母様です。ご冥福をお祈りします。

2011年1月25日 (火)

新人さん向け体験トレーニング

23日,近畿司法書士会連合会ADR運営委員会による,新人向けの体験トレーニングを行いました。

「新人」というのは,主に平成22年の試験合格者のことです。司法書士になる前に,「新人研修」を受講せよ,ということになっています。

去年の12月に近畿司法書士会連合会の新人研修受講者に呼びかけて参加を募りました。なんと80人ほどの参加申込みがありました。何人か欠席者がありましたが,それでも70人強の「新人さん」たちが参加しました。

去年も同様の企画をしたのですが,新人さんの参加は30数名でした。今年は倍増です。今年の新人さんは,研修会というものへの取組みがとても真面目だということなのかもしれません。

企画するほうは,これだけの人数はなかなかプレッシャーでした。滋賀会の山田栄一郎さんが,企画とトレーナーの両方をやったので,本当にへろへろになったと思います。お疲れさまでした。

普通,ワークショップを含むようなミディエーショントレーニングは,多くても30名ぐらいでやります。それ以上になるとトレーナーの目も行き届かなくなるとかいうことがあるようです。

なので,新人さんばかり70人のトレーニングというのは,少々無茶なんですが,なんとか無事終えました。

9個のグループを作って,それぞれに運営委員とトレーニング経験者をアドバイザーにつけて,いわば近司連ADR運営委員会チームの総力戦です。みなさんほんとにご苦労さんでした。

私なりの反省点を1点

やはり,発話してもらうことが大事かなという反省です。

トレーニングスケジュールの中で,時間を少し詰める必要があって,ロールプレイで「気がついたこと」を各自書いてもらって,グループで討論して,全体で集約するというのを,グループでの討論をカットするよう,私が提案しました。

で,そのとおりやったのですが,全体の場で各自の意見を聞こうという場が少し冷めた感じになってしまったように思いました。

自分が,「気がついたこと」を,一旦口に出して言ってみる。全体の人数が多いと,グループの中でしかそれはできませんから,グループで討論するという過程を飛ばすのはよくないかなと思いました。等身大で話ができる場というのは大事ではないかなと思います。

「調停を機能させる準備」

先週末は,金土日とADR関係の予定がつまっておりました。

21日(金)は,夕方から,近畿司法書士会連合会対話調停センターの受付・管理の勉強会

22日(土)は,午後2時から,大阪大学の中之島キャンパスで,これも近畿司法書士会連合会のADR学術交流研究会

23日(日)は,これも近畿司法書士会連合会ADR運営委員会の企画による,新人向け体験トレーニング(なんだ全部近畿司法書士会連合会関係だ)

でした。

受付・管理の勉強会はちょっと置いときます。

まずは,22日の研究会。

この研究会,「世間」というタイトルで前にブログを書きました。今回は,大阪大学の仁木恒夫准教授がアメリカから一時帰国して出席されました。

仁木さんは,現在アメリカ,ニューヨークのコロンビア大学に留学中です。昨年の秋から,今年の秋まで,そこで勉強をされます。コロンビア大学では,最初のころは交渉学の授業をとっておられて,今は,ミディエーションの授業が始まっているそうです。

研究会で,仁木さんから,「調停を機能させる準備―The Practice of mediationを手がかりに」という報告をしていただきました。

D.Frankel と J.Stark の書いた,The Practice of mediation 2008 という本を読んでいる途中ということで,その内容に関する報告です。

The Practice of mediation は,ミディエーションの実践の手引書という感じかな?よくはわかりませんが。紛争の対象になっている分野にせよ,法律にせよ,その専門性というものはそれほど重要なファクターではないという立場で書かれているそうです。その点は,ミディエーションの論者としては珍しくはないですが,そう言い切るところはすごいなと思います。

一方,The Practice of mediation では,ミディエーターは,調停に入る前に,事案を把握して,暫定的な仮説をつくるよう指導しているようです。

当たり前と思う方もおられるでしょうが,逆に,ミディエーターは事前の情報をできるだけもたないほうが良いという考え方が,ミディエーションの一つの考え方としてあります。

事前に情報を持つということは,先入観を持つということなので,調停の場で,当事者の言葉をあるがままに聴くということを妨げるという考えですね。私が最初にミディエーションを学んだ稲葉一人さんも,事前情報は持たないという考えだったように,当時はお見受けしました。

ですので,「事前情報を持って仮説をつくるべし」というのは,その意味では異端です。

しかし,D.Frankel と J.Starkは,そのような弊害を承知の上で,「そのリスクは,その利益ほどではない。」と論じているようです。

仁木さんは,ミディエーションは確かに即興だが,完全な即興を演じるのは,ミディエーターにとって負担が大き過ぎるのではないか,として,The Practice of mediationでのこの指摘を評価しておられました。

私は,というと,あまり純粋に道を究めるという人間ではどうもないので,事前情報を持つべきでないと,それを見ないようにしたということはありません。事前の情報があれば,それは見ておくほうです。しかし,では,どこまで知ればいいかということになると,キリがないということにもなります。中途半端な情報なら,全くないほうがいいという論理もあるかもしれませんね。

果たして,「そのリスクは,その利益ほどではない。」のか?もう少し討論してみればよかったかな。

「ここからひとりでいく」byみゆ

4歳のみゆ,朝はたいがい私がこども園まで送っていきます。

いつもは,教室(?保育室?)の前まで私と一緒に行って,そこに先生がいないと,私に,「帰ったらあかん」とか言って,なかなか中に入ろうとはしませんでした。

ところが,今日は,園の門を入って少し行った所で,みゆは,「ここからひとりでいく」と言って,カバンを背負って一人で行きました。「バイバーイ」と明るく手を振って。

一体どうしたことやら?

みゆは,3年保育の年少さんにあたるので,去年の春から,保護者が送るのは門のところまでという話はありました。でもなかなかそういうふうにもならないので,部屋の前までいつも連れて行っていました。

ちょっと感激したのでブログに書いてしまいました。親バカですね。

明日も同じように行ってくれるんやろか?

2011年1月22日 (土)

外国人土地法 続き

司法書士宮本三鈴さんに拠れば,以前(?年前まで)は,外国人が所有者となる登記申請については,登記申請書にその方の国籍を記載することになっていたそうです。

それまでは実際に制限があったのかな?

2011年1月21日 (金)

外国人土地法

政府・民主党で,外国人による土地の取得の規制を検討しているという記事が今朝の新聞(朝日新聞)にありました。最近,外国人や外国資本による土地取得が,水利権や安全保障上の問題になってきているということで,その対策が必要になってきているということです。

その記事の中で,「外国人土地法」(大正十四年四月一日法律第四十二号)という法律が紹介されていました。http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/strsearch.cgi こんな法律があったんですね。

・土地取得に制限を設けている国の国民に対しては,その制限と同等の制限を設ける。

・国防上必要な土地を外国人が取得することを禁止又は制限する。

という趣旨で,具体的なことは勅令(現在的には政令)で定めることになっているが,それが定められていないので,実際にこの法律が適用されることはないようです。

今のところ有名無実な法律ということになりますが,この法律があることを知らなかったので,ドキリとしました。

以前,外国人による不動産の取得に制限はあるでしょうか?と尋ねられたことがあります。その時は,少し調べてみて,なさそうだという感触をもったので,そう答えました。

新聞記事で「外国人土地法」という法律があることを知って,「制限があったのか!私の答えが間違ってた?」と思い,ドキリとしたわけです。

しかしこれからは,実際に制限されることが出てきそうですね。

2011年1月20日 (木)

「相談無料」はやはりどうもね

二日前の話なのですが,やはりちょっと書き留めておきたくて。

1月18日,草津支部の研修会の後,同支部の新年会がありました。そこで,隣席になった横江孚彦先生から伺ったお話。

前に,「初回相談無料」という謳い文句について,なんだかしっくりこないなということを書きました。横江先生のお話で,その私のもやもやを,少し言葉にしてもらったような気になりました。

横江先生は,こんなことをおっしゃいました。

「 相談無料とかいって広告なんかいっぱい出してるけど,あればどうかと思うね。

 それが悪いとは言わんよ。今のご時勢というか,そうしんと人が来えへんっていうのもわかるし。

 けど,私らの先人は何と思ってるやろな。

 司法書士はね,これまで,”相談”を司法書士の業務として認めてもらおうと,一生懸命に訴えてきたという歴史があるんよ。それで,司法書士法の改正で,”相談”が業務として認められた。ところが,そうなったら,それでは人が来んからというて,無料ですとやってる。

 それもしょうがないとは思うけど,私らの先人はどう思ってるやろな。」

なるほど。言い得てるなと思います。

そしてやはりまだ私は,もやもやとして,「”相談”を客引きの道具にしたらいかんやろ」と呟くだけなのですが。

2011年1月19日 (水)

消費者契約法10条

昨日,1月18日,草津市のまちづくりセンターというところで,私の所属する,滋賀県司法書士会草津支部の研修会がありました。

「消費者契約法10条に関する最近の裁判例の動向」という内容で,講師は,京都産業大学法科大学院教授,京都消費者契約ネットワーク理事長の髙嶌英弘先生です。

髙嶌先生から役に立つインターネットのアドレスということで提示いただきましたので,書いておきます。

法令データ提供システム http://law.e-gov.go.jp/ (最も信頼性が高く,速報性もある。 by髙嶌先生)

法律関連ニュース http://d.hatena.ne.jp/bo2neta/ (裁判所職員さんが管理者。法曹関係者が有用な情報を持ち寄るサイトを目指している。)

内藤さんブログ http://blog.goo.ne.jp/tks-naito (司法書士業務に役に立つ。by髙嶌先生)

国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/ (消費者法関連の判例が掲載されている。by髙嶌先生)

消費者契約法10条についてのお話ですが,非常に面白く拝聴しました。

消費者契約法4条は「勧誘規制」,8条~10条は「内容規制」にあたる。また,8条と9条は個別条項規制,10条は一般条項による規制ということになるそうです。

少し前提的なところから言えば,消費者契約法は,消費者と事業者に情報量や交渉力の格差があることを考慮して,民法を修正するものになっています。民法では,「対等な個人」間の契約という前提があるのに対して,消費者と事業者では対等ではないため,特に事業者に縛りをかけているということです。

勧誘規制というのは,契約の勧誘方法についての縛りということになりますが,一定の,詐欺的であったり強迫的であったりする勧誘方法があれば,消費者は契約の取消しができるということが4条で定められています。

内容規制というのは,契約の内容についての縛りということで,消費者側に一方的に不利になる内容が含まれていた場合に,一定の場合にそれを向こうとすることができるということが,8条~10条に定められているということになります。

8条は,事業者の損害賠償責任の制限に関するもので,「全部を免除する」とか,「故意又は重過失の場合も免除する」というような契約条項は無効だとしています。

9条は,逆に,消費者側の損害賠償責任についてのもので,「平均的損害」を越えるものは,その越える部分は無効だとしています。(ただし,平均的損害を越えるということは消費者の側が立証しないといけないということになっているので,なかなか困難だということです。)

8条,9条は,そのように,問題のある契約を個別に示しているこいうことになりますが,それ以外にも問題のある契約条項は当然あることが予想されます。それをカバーするために置かれているのが10条だということです。

第10条は,
「民法、商法その他の法律の公の秩序に関しない規定の適用による場合に比し、消費者の権利を制限し、又は消費者の義務を加重する消費者契約の条項であって、民法第一条第二項に規定する基本原則に反して消費者の利益を一方的に害するものは、無効とする。」 となっています。

その要件は,

前段要件:任意法規からの逸脱

後段要件:信義則に反して消費者の利益を一方的に害する

の2つに分けられます。この両方の要件を満たしていれば,その条項を無効とすることができるということなります。

(法律用語ばかりですが,私のメモみたいなものなので,分りづらいのはお許し下さい。)

10条は,8条,9条で拾えないものを救うための,一般条項ですので,やや抽象的になります。人(裁判官)によって,その評価の幅があるということでもあるようです。

いわゆる敷引き特約の無効が争われているのはこの消費者契約法10条をめぐってということになります。

その種の判例では,無効を認めたものが11で,有効としてのが4だそうです。

ただ,それらの判例に共通なのは,敷引き特約は,上記の前段要件については満たすということで,後段の,「信義則に反する」かどうかというところで判断が分かれているということでした。

以上,髙嶌先生のお話の概略です。

私も,消費者契約法の条文については一応は理解していたつもりでしたが,法律の構造というのか,そういうことは理解できておりませんでした。大変勉強になった次第です。

研修会の後にお聞きしたところ,髙嶌先生は守山にはわりとよく来られるそうです。京都産業大学の学生による法律相談会というのが,守山市民ホールで定期的におこなわれているそうで,それに髙嶌先生も来られるのだそうな。一度お邪魔してみようかな。

 

2011年1月17日 (月)

ロールプレイ道場 in 滋賀

寒いですね。今朝は,路面に積もった雪が凍っているようなところがあって,車で交差点を曲がったところで少し横滑りしてしまいました。スタッドレスでも慎重に走らないといけませんね。

ところで,15日の土曜日は,「ロールプレイ道場」が大津でありました。私は,成年後見センター・リーガルサポート滋賀支部の全体会議というのがその近所でありましたので,「ロールプレイ道場」に半ばまで参加して,その後全体会議に出るという,ちょっと忙しい感じでした。

この日は,他のいろいろな行事が重なっていたようで,参加者は,トレーナーの山田栄一郎さん(滋賀県司法書士会)を含めて,7名でした。ちょっと寂しいですが,静かな環境でロールプレイができるという利点はありました。

山田さんには,ロールプレイを2本用意していただいていて,私は前半の1本だけの参加でした。久しぶりに,調停者役をやりました。ちょっと緊張しますね。

当事者役は,私にとってはよく知った人ばかりで,ちょっとやりにくいかなと思ったのですが,さすがにベテランというか,役になりきっていただいて,緊張感を保つことができました。

反省というか,最初のほうの,話を要約する時に,要約が冗長になってしまって,当事者をイラつかせてしまったようなところがありました。言葉を継ぎ足し,継ぎ足ししてしまった(「そして」「そして」が多い小さい子どもの作文みたいになってしまった)ことが原因かなと思います。

トータルとしては,かなり内容のある話を,当事者の方にしてもらえたのではないかと思います。途中,「ええ話やなー」と思いながら聞いていました。

去年,大阪経済大学の古宮昇さんの傾聴トレーニングを何度か受けましたが,これが結構効いているかなと自己評価しています。

古宮さんのトレーニングでは,自分には,感情の受け止めが少ないという自覚を持ちましたし,「相手の身になったつもりで聴く」という姿勢も教わりました。それからそういうことを幾分意識してきたつもりです。

前よりは,傾聴ができるようになったのではないか。一応,自己評価としては。客観的にはどうなんでしょうね?聞くと自身喪失しそうだからいいか。

2011年1月14日 (金)

「世間」

近畿司法書士会連合会のADR運営委員会のほかに,同連合会の学術交流事業としてADRの研究会にも参加しております。大阪大学の仁木恒夫准教授と,司法書士(7人ぐらい)と,阪大の学生さんにも手伝ってもらってやってます。仁木さんは今渡米中ですが。

この研究会で,1月12日に,吉田智弥さんという方をお招きしてお話を伺いました。

吉田さんは,ご自身を,「地方自治の仕事をしている」と紹介されましたが,「蛇行社通信」という個人誌を発行しておられたり,幅広く活動をしておられるようです。研究会のメンバーである奈良の田畑和博さんと永年のお付き合いがあるということで,田畑さんのつてで来ていただきました。

吉田さんのお話,キーワードは「世間」ということになりますが,メモ程度に書き留めておきます。

ミディエーションについて,「アメリカの輸入だから,日本には適さない」という評価をされることがあります。確かに,北米流のミディエーションの方法をそのまま日本に持ち込むということはできないかもしれません。

早稲田大学大学院法務研究科教授の和田仁孝先生の,「仲裁とADR」第1号(仲裁・ADR法学会編)に書かれた論稿「ADR手続における専門性と法情報―日本型法環境とADRの機能―」というでは,日本的特質に合ったミディエーションについての考察がされています。

愛媛和解支援センターでも,民俗学者宮本常一が「忘れられた日本人」で記した,「寄り合い」の文化を研究されていることは,前にも書きました。

われわれの研究会でも,民俗学的なところから,ADRについて見てみたいという話が出て,吉田さんからお話を聞こうということになりました。

大分お話を端折ることになりますが,吉田さんは,日本では,紛争を解決する基準に,「世間」(せけん)ということが意識されてきたのではないか,また,「世間」は,紛争を抑制する圧力にもなっているというようなことを話されました(かなり私の主観が入った話の切り取り方ですが)。

「世間」という言葉は,外国語に翻訳できないそうです。communityという英語はありますが,日本語の「世間」という言葉の意味とはかなり離れています。

なるほど,「世間」とは日本の独特の精神性であり,紛争(解決)と大いに関係のあるもののようです。

研究会の場でも話が出ましたが,ヨーロッパ文化(キリスト教文化)の中には,宗教が人々の精神性のバックボーンにあり,それが社会の秩序を保つ役割をしていると思われます。日本の場合には,ヨーロッパ的な宗教文化はないといってよいと思いますが,この「世間」が秩序維持の役割を持ってきたのではないかとも思えました。吉田さんは,民衆の知恵ではないかとおっしゃっていました。

紛争解決という場でも,「世間」(という観念)が,有形無形の圧力としてあるということを知っておいたほうがよいのではないか,というのが吉田さんのわれわれに対する提案でした。

それはそうだなあと思います。

廣田尚久先生の紛争解決学でいえば,「世間」は,紛争解決規範の一つということになるのでしょうね。

ただ,「世間」という言葉というか観念というかは,今のところ私には漠然としています。抽象的で,広義過ぎる感じですね。もう少し立ち入って解明しなければわからないかな。

ともあれ,紛争解決に関して,日本人の精神文化を見る視点として,「世間」というキーワードは面白いなと思いました。

2011年1月 7日 (金)

近畿司法書士会連合会ADR関係企画のお知らせ・続

近畿司法書士会連合会のADR関係企画のお知らせの続編です。

今後の予定

日時:平成23年1月15日(土)13時~17時 場所:大津司調会館(滋賀県大津市)

 ロールプレイ(中級)及び振り返り

・新人向け体験研修

 日時:平成23年1月23日(日)13時~17時

 場所:大阪司法書士会館

 傾聴ワーク,ロールプレイ(デモ),ブレインストーミング,グループ内での振り返り 等

・棚瀬孝雄氏講演会(滋賀県司法書士会との共催)

 日時:平成23年1月29日(土)13時30分~16時30分

 場所:滋賀ビル

 講師:棚瀬孝雄氏(中央大学法科大学院教授・弁護士)

 テーマ:「ADRの現状と課題―ADRの普及発展のためには―」

・入江秀晃氏トレーニング

 日時:平成23年2月19日(土),20日(日)10時~17時

 場所:兵庫県司法書士会館

 講師:入江秀晃氏

 内容は講師と打ち合わせ中

・「民間調停(ADR)の魅力と課題」シンポジウム(仮題)

 日時:平成23年3月11日(金)18時~20時30分

 場所:エルおおさか

 講師:稲葉一人氏(中京大学法科大学院教授)

 内容:1時間の講演の後に質疑応答

3月11日の企画は,会員以外の方大歓迎。1月29日の棚瀬先生の講演会も,会員以外の方もご参加いただけると思います。事前申込み制です。

また雪です

明けましておめでとうございます。だいぶん遅いご挨拶ですが。

雪で暮れた年末,のんきにうさぎの雪だるまを撮っていましたが,全国各地では大変な状況だったようで。

今日,また雪降りです。

Ts3p0052

年末の時よりは,降り方はましですね。道が雪に埋まる気配はなさそうです。

ブログの,2010年の最後と2011年の最初が雪の写真ということになりました。それではあんまりなので,ついでみたいですが,今年の目標のようなことを。

ひとつは,体重を減らすというか,体を動かすことですね。

コレステロール値が高いんで月1回ぐらい医者に行っていますが,いつも「標準より体重が多いですね。運動はしてますか?」と言われます。その度に「いやあ,なかなかできなくて。」って言ってました。でも,振り返ると,体を動かすことが本当になくなりました。今年は,スポーツ的なことをやるようにしたいですね。

それから,勉強をしないといけないなと思います。

われわれの場合,一番手っ取り早いのが,研修会です。司法書士会では,年に最低12時間は研修を受けないといけないという決まりがあり,私の場合,それは軽く超えています。ただ,ADRの研修というのは1回の研修時間が長いので,受講時間は結構それで稼げてしまいます。ADR以外の研修も意識的に受講しないといけないなと思います。

来年春には,成年後見人の後見人候補者名簿,後見監督人候補者名簿の更新がありますし,これに必要な12単位(時間)の研修を受講しなければいけません。それ以外の研修会も,折角機会を作ってくれているので,20時間ぐらいは受講したいなと思います。

あまり大そうな目標を掲げてもできそうにないですので,そんなところで。

本当は,事務所の経営立て直しが一番の課題なのですが,それは追々考えます。

« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »