登録免許税 明日から変更

「現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための所得税法等の一部を改正する法律」という長い名前の法律が成立し，今日公布されました。

http://kanpou.npb.go.jp/20110630/20110630g00142/20110630g001420000f.html

登録免許税の金額の変更については，明日以降の申請分から適用されます。

特に関係する変更としては，オンライン申請による減税の上限が，現行の５０００円→平成２４年３月３１日まで４０００円，平成２５年３月３１日まで３０００円になることですね。

このほか，信用保証協会等の抵当権設定の税率が，現行１０００分の１→平成２５年３月３１日まで１０００分の１．５に変更。

また，租税特別措置法第７４条（＝住宅ローンの設定登記の減税措置）が，「第７５条」に変更されています。

なんかややこしいですけど，明日からちょっと変更ということで，お間違いなく。

ダンゴムシ

「ダンゴムシ」，私が子どもの時には「マルムシ」って言っていましたが，突くとくるっと丸くなるあの虫です。

ダンゴムシは子どもにはとても人気があるようで，4歳のみゆもこれが好きです。

朝，家の玄関を出ると，なぜか大概ダンゴムシがもぞもぞと歩いていて，みゆは「ダンゴムシー」と嬉しそうに見ています。

昨日と今日は，みゆはこども園にダンゴムシ持参で行きました。

今日はさわりん（妻）がこども園に送りに行きましたが，「みんなダンゴムシやーって寄って来て，ヒーローみたいになってたで。」と教えてくれました。

ダンゴムシ人気恐るべしです。

みゆに拠れば，背中にポツポツと白いものがあるのがメス，何もないのがオスで，メスは珍しくて特に人気があるということでした。

ちょっと調べてみると，確かに，メスとオスは外見上でそうやってすぐにわかるそうです。

私，この歳になるまで全然知りませんでした。へえー，とただ驚きです。

相続の承認・放棄の特例

東日本大震災の被災者である相続人を対象にした，相続の承認・放棄の期間の特例措置が国会で決まったそうです。「20110622.pdf」をダウンロード

相続放棄，限定承認は，相続があったことを知った時から3ヶ月以内にする必要があるというのが民法の規定ですが，平成22年12月11日以降に，“相続があったことを知った”東日本大震災の被災者である相続人は，平成23年11月30日までその期間を延長するということだそうです。

近傍宅地評価

農地を非農地に地目変更した後の，権利の登記の仕事がありました。

登録免許税の計算はどうだったっけ？と悩んで，「司法書士・きくりんのひとり言」というブログに助けてもらいました。

近傍宅地評価の証明書が要るなと了解して，市役所に貰いに行きました。

近傍宅地評価の証明書を市役所でもらうには，法務局で用紙に記入して，法務局から市長宛の書類を出してもらって，市役所にそれを持って行って申請するということになります（所によって違うかも）。

守山は，市役所と法務局が隣接していますので，こういう，法務局と市役所を行ったりきたりという手続きは，今のところあまり手間はかかりません。

けど…。

法務局の統廃合が各地で進んでいます。

もし，法務局（守山出張所）がなくなったら，これ，えらい手間やなーって思ってしまいました。

父の日

全くの日記というか，ただの自慢話ですが。

昨日は父の日。娘からプレゼントを貰いました。

もえ（14歳）とひな（14歳）からは，ワインとチーズ。お酒好きの父親をよく理解していらっしゃいます。手紙もついていて。…泣ける。

お父さん頑張らないと。

みゆ（4歳）からは，…。ほっぺたにチューということでした。

まあいいか。

皆既月食

残念ながら，観てません。

観たくはあったのですが。

私もさわりん（妻）も朝は苦手。明け方４時２２分からということで，「起きて観る？どうする？」と話していましたが，どうも天気が悪そう。起きても観られなかったらつらいので，今回はパスということにしました。

観た人はいるのかな？

私など，「観たい」といってもいい加減なものですね。

来年５月の皆既日食は是非とも観たいものです。

匠

昨日，テレビの「劇的ビフォーアフター」を観てとても感動してしまいました。

狭い空間の利用の仕方という意味でも大変な難題で，工夫して解決する仕方は見事なものでしたが，何より，施主さんの「思い」を汲んで，それが生かされる家作りがされていたことがものすごいなと思いました。

亡くなった家族への思い。家族を大事に思う気持ち。そういうことをとても大切にした家作りでした。

「柚ちゃん」の描いた絵がすごくよかった。「匠」は，そういう才能も大切にしていました。

私も，依頼者の「思い」を大切にしたいと思っていますが，ここまでできる「匠」は凄いなと思います。

感動しました。

滋賀県司法書士会調停センター「和（なごみ）」 平成24年3月末まで無料化延長

ブログに書くのが遅くなってしまいました。

滋賀県司法書士会調停センター「和（なごみ）」の利用料が，平成23年5月21日まで無料となっていましたが，平成24年3月末まで無料化が延長されています。

滋賀県司法書士会調停センター「和（なごみ）」

ご利用ください。

本人確認書類 誰のため？

調停の事務を担当している件で，ふと考えてしまうようなことがありまして。

調停の際，来ている当事者がその本人であるという確認をするため，運転免許証とかを見せてもらうというようなことがあります。

相手方さんに連絡をしたときに，「運転免許証とかのコピーを持参してほしい」とお願いしたところ，難色を示されるということがありました。

それ自体は，まあよくあることというか，ちょっとした行き違いかなと思います。

しかし，「何て言って相手方さんを説得しよう？」と考えたときに，どうもうまい説明ができないなあと思って，考え込んでしまいました。

調停というのは，参加するのも参加しないのもその当事者の自由意思に委ねられています。無理矢理に来てもらうことはできませんし，来なかったからといって目に見える不利益はありません。

それでも参加するというのは，その話し合いに参加することに，何がしかのメリットを感じるからだと思います。人と揉めているのはストレスですし，それを解消することにはメリットがあるということはできると思います。

そのように，調停というのは，「メリット」を動機とするものだと私は思っています。

それで，「本人確認ということに相手方さんにどういうメリットがあるのだろう？」と考えると，何も思い浮かびませんでした。

人違いがないかどうか，なんて，当人同士は顔見知りなわけですから，間違いようはないわけです。相手方さんからすれば，余計なお世話と思われても仕方がありません。

本人確認をしたいのは，こっち（調停センター）なのですよね。

ではなぜ，こっちが確認をしたいのかといえば，例えば，時効中断の効果とか，調停手続きによる効果を正しく生じさせたいということになろうかと思います。

これって，申立人さんにとってはメリットがあっても，相手方さんにとってはメリットがないのではないの？

果たして，調停センターは，“中立”なのか？何だか悩んでしまいました。

しゃべっくほーもり

みゆ（4歳）の最近のお気に入りは，宮崎駿監督のアニメ映画「名探偵シャーロックホームズ」です。

「風の谷のナウシカ」と同時上映で作られた映画だそうですから，随分前の映画です。なぜか家にビデオがあって，みゆは最近喜んで観ています。

「『しゃべっくほーもり』観せてー」　by　みゆ

ちょっとかわいい。

今日の近藤さん ２

土地家屋調査士近藤隆史さんとの会話シリーズ。

近藤：最近，実務経験なしでいきなり開業する土地家屋調査士が増えてる。

私：そうなん。

近藤：現場の仕事わかるんやろか。僕，何にもわからんかったけど。

私：ああ，実務がね。

近藤：（測量）機械なんかどうやって立てていいかわからへんかった。初めは機械立てるのにものすごい時間かかった。特に傾斜してるとこなんか，立てるのめちゃめちゃ難しい。ポイントの真上に立てるのって，難しいよ。

私：へえー，そうなんや。

近藤：土地に高低のあるとこなんかね，初めの高さの設定を考えてせんと，低すぎたり高すぎたりして測られへんところが出てくる。機械の立て方も難しい。

私：なるほど。

近藤：土地家屋調査士事務所に勤めて，最初は，機械を立てるのがうまくできなかったから，家で機械を立てる練習した。ずいぶん練習したよ。今は大分早く立てられるようになったけど。

私：そうなんや。

近藤：測量できる時間って，わりと限られてる。冬なんか陽が短いし，朝やと露がついてて測りにくいし。もうちょっとで終わりっていうときに，日暮れになって見えなくなってしまうこともある。

私：なるほどね。

私は，「そうなんや」とか「なるほどね」としか言っていませんが。

職人仕事ですねー。司法書士も，一種の職人ではあると思いますが，土地家屋調査士って，ほんとに職人ですね。身体で覚えるみたいな。

やっぱりそういう技術は伝承する必要があるんじゃないでしょうか。

一昨日，先輩司法書士さんに，「ブログ見てるよ。楽しいね。」と声を掛けていただきました。ありがとうございました。

おかげで，気を好くしていますが，一方で若干プレッシャーが…。期待外れでしたらご容赦を。