今日の近藤さん 2
土地家屋調査士近藤隆史さんとの会話シリーズ。
近藤:最近,実務経験なしでいきなり開業する土地家屋調査士が増えてる。
私:そうなん。
近藤:現場の仕事わかるんやろか。僕,何にもわからんかったけど。
私:ああ,実務がね。
近藤:(測量)機械なんかどうやって立てていいかわからへんかった。初めは機械立てるのにものすごい時間かかった。特に傾斜してるとこなんか,立てるのめちゃめちゃ難しい。ポイントの真上に立てるのって,難しいよ。
私:へえー,そうなんや。
近藤:土地に高低のあるとこなんかね,初めの高さの設定を考えてせんと,低すぎたり高すぎたりして測られへんところが出てくる。機械の立て方も難しい。
私:なるほど。
近藤:土地家屋調査士事務所に勤めて,最初は,機械を立てるのがうまくできなかったから,家で機械を立てる練習した。ずいぶん練習したよ。今は大分早く立てられるようになったけど。
私:そうなんや。
近藤:測量できる時間って,わりと限られてる。冬なんか陽が短いし,朝やと露がついてて測りにくいし。もうちょっとで終わりっていうときに,日暮れになって見えなくなってしまうこともある。
私:なるほどね。
私は,「そうなんや」とか「なるほどね」としか言っていませんが。
職人仕事ですねー。司法書士も,一種の職人ではあると思いますが,土地家屋調査士って,ほんとに職人ですね。身体で覚えるみたいな。
やっぱりそういう技術は伝承する必要があるんじゃないでしょうか。
一昨日,先輩司法書士さんに,「ブログ見てるよ。楽しいね。」と声を掛けていただきました。ありがとうございました。
おかげで,気を好くしていますが,一方で若干プレッシャーが…。期待外れでしたらご容赦を。
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