ビジネスアカデミー2012
先週末の3月9日金曜日,守山商工会議所青年部主催による「ビジネスアカデミー2012」が,守山商工会議所でありました。
タイトルは,「売れない時代の売れる商品作りと商品価値を支える知的財産権」です。
講師は,弁理士の渡邉知子氏(渡邉知子国際特許事務所)と藤沼祐介氏(株式会社パブリックデザイン代表取締役)のお二人でした。
70人ぐらい参加されて,なかなか盛況だったんじゃないでしょうか。
株式会社パブリックデザインは生活雑貨を作っている会社で,Floydというブランドがあります。特に,Cup Ring というマグカップは,大ヒット商品だそうです。
藤沼さんは,ご自身で商品の開発をしておられるのですが,「デザインの勉強はしたことがなく,専ら営業の仕事をしてきました。顧客のニーズに合わせて商品を開発しています。」ということでした。なるほどねー。
一方,渡邉さんは,現代の商品開発には,①新しいものをいかに作るかということと,②真似をされる危険からいかに商品を守るか,ということが同時に求められると言います。
特に,新しいものが中々出てこない時代なので,新しいものが出てくるとそこに人が群がることになるし,情報のグローバル化によって,思わぬところで模倣品が出回るということが多々起きているのだそうです。
今日の朝日新聞にも,「iPadの名前が中国でもめているね」というニュースの解説がありましたが,中国には,商標権で利益を得ようとする企業が普通に存在するようです。
商標とかデザインとか,登録は国ごとにされるらしく,しかもその費用が結構かかるので,国際的に通用する権利を得るというのはなかなか大変なようです。
しかし,一国の中では模倣品に対抗できる権利があっても国外ではそれがないとなると,国レベルでいえば知的財産権の流出ということになりますよね。なんだかなー。
あれ?私ってナショナリスト?
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