相談員研修会
「ADR」ではないんですが,「ADRっぽい」のでこのカテゴリーに。
3月10日,大津司調会館で,滋賀県司法書士会の相談センターの相談員向け研修会を行いました。一応私,相談事業部でこの研修の担当なんで,主催者です。
進行役を,調停センターなごみの副事務長の山田栄一郎さんにやってもらって,南山大学でコミュニケーションの勉強をされている土屋一美さんに模擬相談者としてきていただいて,模擬相談者による相談ロールプレイを中心にした研修会をしました。
昨年の2月に東京の日司連会館であった研修会のパクリなんですが,私と山田さんがその時参加して「これいいね。滋賀でもやりたいね。」と言っていたのがようやく実現しました。
参加者は,司法書士会会員としては,私と山田さんを含めて9人で,少々少ないというかもったいないことになったんですが,参加いただいた方にはそれぞれに気付きを得ていただいたのではないでしょうか。
土屋さんから「みなさんの共通了解になっていることは私にはよくわからず,自分はどこにいるのだろうという不安な気持ちがありました」と,専門家の集団の意識との乖離について指摘いただいて,私も改めてその自覚を持ちました。
しかし,リアル相談では,相談者は言語にしてフィードバックしてくれるわけではないので,よりその感受性が問われるってことですよね。これはなかなか難しい。
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