近司連新人体験トレーニング
もう1週間も経ってしまいましたが,1月19日に,近畿司法書士会連合会ADR委員会の企画による,新人向けの体験トレーニングがありました。
司法書士界では毎年12月から3月頃まで新合格者向けの研修が行われますが,その時期に合わせてADRを紹介する企画をやろうということで,3年ほど前から開催されています。
今年は60人超の新人さんが参加してくれました。近畿エリアの合格者は昨年より若干減少しているようですが,体験トレーニングのほうは昨年より多くの参加となりました。
滋賀県司法書士会の山田栄一郎さん,兵庫県司法書士会の十倉佳久さん,大阪司法書士会の久保田敏美さんのチームのリードで,アイスブレイクや簡単なワークや調停のデモ,ブレーンストーミングを行いました。
なかなかよくできたプログラムで,特に十倉さんが調停人となってのロールプレイは結構水準が高く,受講者からも好評だったようです。
私は,1つのグループについて,世話人のようなことをしていましたが,受講者(新人さん)のほうも,なかなかスジがいいというか,水準が高いなと思いました。
「法的判断をしない」とかいうと,法律実務家はちょっと嫌な顔をするものですが,却って新人さんのほうが素直に受け入れてくれているように思いました。
最近はある程度コミュニケーションスキルの大切さということが一般的に言われるようになっており,世の中の常識性がそのようになってきているということなのかもしれません。
後日,この企画の感想のアンケートを読ませていただきましたが,対人的な関わりの多い仕事をされておられる方も何人かおられたようでした。そういう方も高く評価していただいたようで,なんだか嬉しくなりました。
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