ADR講演会 by愛媛和解支援センター
2月22日,近畿司法書士会連合会ADR委員会主催により,大阪司法書士会館で,「『士業の枠を超えたADRの可能性』~愛媛和解支援センターを支えている人たち~」と題した講演会を行いました。
愛媛和解支援センターの,松下純一さん,佐藤裕三さん,堀川ふぢこさんの3名の方々からのお話をしていただきました。
ADR法による認証を受けた民間調停機関の多くは,業界団体のクレーム処理機関であったり,士業の専門領域に関する調停を扱う機関ですが,愛媛和解支援センターは,士業の方も多く関わっていますが,いわば市民の手による調停機関です。
すでに10年近い活動暦があります。
私はこれまでも何度か松下さんのお話を伺ったことがあるのですが,今回は,松下さんの,「公平性」への強い思いや,何を思って愛媛和解支援センターでの活動をされてきたのかというお話,また,松下さんと共にこの活動をされてきた方々のお話を伺うことができ,とても面白く聴かせていただきました。
特に,センターの目的は“対話文化の回復”で調停はその手段だ,という考えがとても斬新に感じました。
調停事業は一つの領域でしかなく,研修等を通じた人との交流を通じて文化を創造しているんだということですね。
とても大らかで自由。羨ましく思いました。
お土産に配っていただいた松山名物「坊ちゃんだんご」。センターの意識はこの団子に似ているのだそうです。
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