講師をしました
2月6日,司法書士会の東近江支部で,20人程の方の前で研修会の講師をさせていただきました。
ADRに関する研修,というか滋賀県司法書士会調停センター「和(なごみ)」の紹介のような内容なんですが。
長浜の山田栄一郎さんと2人で担当して,私は40分ほど「ADRの基礎知識」というような内容のお話をしました。
人前で話をするというのはやはり気を使いますね。
内容を詰め込もうとすると(詰め込むほどの内容を持ち合わせてはいないのですが)時間もかかるし,聞くほうも理解不能になったりするし,あまり内容がスカスカだと申し訳ない気になるし。
割と短めの内容でと思ってレジュメを作ったんですが,それでも40分はあっという間に来て,内容を端折ってしまいました。
ADRの研修というのは,話す内容もさることながら,話す姿勢が大事なのではないかなと思います。傾聴ということですね。
「聴くことが大事」と言いながら,人の話を聞かずに一方的に話をするのでは論理矛盾になってしまいます。
質問に対する応答って,結構重要なんじゃないかと思います。
東近江支部会員でなごみ運営委員の岡田史枝さんと西尾元宏さんからもお話をしていただいたので,東近江支部の中で今までよりなごみを身近に感じていただければと嬉しいです。
ADRトレーニングを受けたことがある方から,「調停人をやっていると自分がなくなってしまうのではないかという危惧があるのだが。」という質問があって,これにはあまり上手い答えが見つからなかったので,ちょっと考えてみたいです。
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