相談員さんとのディスカッション
昨日,大阪で,近畿司法書士会連合会ADR委員会による催しがありました。
自治体や社会福祉協議会等の相談員さんを対象に,近畿司法書士会連合会の調停センター(別名「あんしんタイワーズ」)や司法書士会の調停センターの紹介をするという企画です。
中京大学の稲葉一人さんを講師にして,模擬調停のデモやディスカッションを行いました。
目論見としては,定員80人の会場を埋めたいと思っていたのですが,参加申込みをいただいた相談員さんは9人。少々計算違いではありました。
しかし,この9人の相談員さんとのこの会は,大変面白かった!
私のグループでは,CSW(コミュニティー・ソーシャル・ワーカー)の方と地域包括支援センターの方と消費者センターの相談員の方が参加しておられました。
いくつかの相談事例をめぐってディスカッションしたところ,それぞれに視点の違う意見が出ました。なるほど一口に相談員と言っても抱えている現場によって随分見方が違うのだなと実感しました。
司法書士の調停センターに期待する役割として,CSWの方が,権利擁護を必要としている高齢者とそのキーマンとなる人との意見の調整をしてもらうことはできるだろうか?と質問されました。
調停センターとしてはあまり想定していなかったケースです。
そういうニーズがあるんだなあと非常に勉強になりました。
企画,運営をしていただいた山田栄一郎さん,広報チームのみなさん,コーディネートをしていただいた稲葉先生,ロールプレイをしていただいた辻本さん,坂口さん,おつかれさまでした。ありがとうございました。
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